友人の話す”大事件”とは…

*******続き*******

何とユミさんは、妊娠していた。

隠していたが、お腹が大きくなり、親に話したという。

誰が考えても、父親は〇さんだと言う事になる。
〇さん(夫)との子どもだと信じる親は、〇さんに、早く結婚しろと急がせた。

ユミさんは当初、妊娠を誰にも言わず、急いで〇さんと結婚して、〇さんとの子どもとして産むつもりだったようだ。
時期がずれても、早産だったと言えば誤魔化せると考えた。結婚して出産までしてしまえば、〇さんも諦めるだろうと思っていた様だった。
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〇さんは、「自分は騙されていた、僕は父親ではない。ありえない」と抵抗した。

娘を信じたいユミさんの親は、〇さんが嘘をついていると言い張り、無責任だの、責任をとれだのと怒りだした。

〇さんは「だいたい、ユミさんに恋愛感情も無かったし、どうしても結婚したいと泣きつくから同情していただけですよ。僕に結婚を迫りながら、他の男性の子どもを産もうなんて、とんでもないですよね!」と抵抗し、ユミさんの親と大喧嘩になった。

怒ったユミさんの親は「お宅の息子に貸したお金をすぐにまとめて返せ」と〇さんの実家に2百万円を請求してきたのだった。これは、〇さんに新車を買ってあげたお金だったのだ。


「結婚すると思っていたから、買ってやったが、別れるなら返せ。裏切り者はお前だ。娘を悪者にして責任から逃げるような男はこっちから縁をきる!」と激怒していた。


〇さんは、「貰ったものだ。返す気は無い、騙されたのはこっちの方だから慰謝料を貰いたい位です。返せというなら、慰謝料と精算です。お宅はお金あるんだからいいでしょ。」と言い返した。

「なら、子どもを産んでからDNA鑑定をしましょう。本気ですよ。」と〇さんは提案した。

すると、ユミさんは急に連絡を絶ち、相手の親からも一切何も言ってこなくなったそうだ。

ユミさんの友人からの情報では、父親は例の二股の相手らしい。

彼女も奥さんから訴えられたら困るからその相手とも関係を絶ったらしいけど。


〇さんも、相手が誰かはわかっていたかもしれない。周りにユミさんがいかに酷い人だったか、自分は被害者だと言い触らしていた。

でも、もし、子どもができていなかったら、〇さんは、おそらくユミさんに押されて打算で結婚していたはず。誰も幸せになれない結婚。


あなたの為には、その方が良かったかもしれないけど。

ユミさんと〇さんは似た者同士だわ。〇さんは、ユミさんの実家のお金をあてにして、遊んでいたかもしれないし、今頃どうなっていたかわからないわね。


あなたと結婚した時、相手が違えば人はかわると思っていた。でも、変わらなかった。残念。


*****ここで友人の話は終わった******


何だか疲れた。そんな過去があったとは。

そうか、恋愛感情も無い女性に思わせぶりをして、相手の親から新車を買ってもらい、かといって結婚はずるずると引き延ばし、いつでも縁が切れる様に計算していた。嫌な人だなあ。


もしかして、他にも色々買わせていたかもしれないなあ。
ユミさんは、お金で繋ぎ止めようとしていたし、お互いの打算が一致していたわけか。


初めて、女性からもてた夫が、相手とお金で繋がり、結婚や女性の実家をそういうものだと思ってしまったてこと?

例えこの話を当時私が知っていたとしても、あの頃の私なら、夫を上手い言い訳話を信じただろう。
夫はきっとドラマチックに脚色して、話しただろう。


タイムマシンで、あの頃に戻っても、結果は同じだったのかもしれない。