続き~

何で付き合ってもいないのに婚約するの?

と誰でも不思議に思う。
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****友人の話の続き*****

〇さん(夫のこと)に、どういう事ですか?と聞いてみたの。

「嫌なら断ればいいじゃないですか?」と言ったら「最初はそう思ってたけど、彼女の家お金持ちでさ。結婚したら楽かなあと思って、少し迷う。」だって。
お金持ちなら誰でもいいのかっていう話よね。

彼女の前では思わせぶりをしているのに、周りには

「全く好みじゃないよ。でもどうしても僕と結婚したいって迫られて。泣かれたんだよ。ボランティアだと思って、結婚してやってもいいかな、まあ、気にいらないところもあるけど、僕が教育し直せばいいかな、と思っただけ。」って話していた。

女性を馬鹿にしていると思った。

周りの人達は、ユミさんに、「付き合いもないのに、辞めた方がいい」と忠告したらしいけど、ユミさんは周りが妬んでいるとか、絶対自分を好きにならせる自信があると言ってて、聞き入れなかった。

〇さんは、ユミさんの前では優しくしていたらしい。

何だかんだ言って、もてるのが嬉しかったんでしょうね。ずっと彼女ができなかったんだから。

卒業して、〇さんは就職し、ユミさんは結婚する気満々で実家で花嫁修業。

2人は曖昧なまま、恋人関係もなくたまに会うだけだったみたい。
ユミさんは、恋人になりたかったけど、強引に行動して嫌われるより、このまま優柔不断な〇さんをずるずると繋ぎ止めていくつもりだったみたいで。

例え自分が好かれてなくても、結婚してしまえば何とかできるとユミさんは思っていた。

〇さんは、
「他に好きな人が現れたらユミさんと縁をきればいい、その為にはいつでも切れる浅い関係でいよう。もし、ずっと好みの人が現れなかった時の為に、ユミさんをキープしておこう」
と計算していたんだって。


ユミさんは焦って急ぐ。〇さんはずるずると引き延ばす。他に相手を探しながら。

そんな時、ユミさんが実は二股かけていたという話が耳に入った。

ユミさんは、実は〇さんの親友だった△さんと恋人だった。△さんの方が本命だった。

結婚を迫ったら、その気はないと言われて腹がたち、あてつける様に〇さんに狙いを定めたのだった。かといって、△さんと別れる気はなかった。

〇さんは、プライドを傷つけられ、ユミさんに冷たくなった。
でも、自分からは縁を切る様な事は絶対言わない。相手から縁をきるように仕向ける。自分を被害者にするの。

〇さんだって、お金持ちだからというだけで、計算で結婚しようとしていたし、どっちもどっちだと思う。

*****友人は、当時の夫本人、夫の友人、ユミさんの友人から聞いた話を思い出しながら、話を続けた。

聞けばきくほど、あきれる話でもっと早くに聞いておきたかったなと思った。