M子さんは、男性の前では表情、動き、話し方まで変わる。
男性に媚びていると思われる。その動作が似合わないのだ。M子さんには。はっきり言って気持ち悪い。


最初は私だけかと思ったら、他の人も同じ違和感を持っていたようだ。


媚びる相手は、中年既婚の普通のサラリーマンのおじさま達。


男性に対する執着がある様だった。

特に相手にされる事もなく、逆に可哀想になる位だったが、M子さんは自己アピールに熱心だった。


そんな時、社員さんだけの飲み会があり、社員さん達が二日酔いで辛そうに出勤してきた日があった。

その中で、ある男性と女性社員が途中でいなくなったと噂になった。女性は独身だが男性は既婚。

2人とも、「偶然、同じ時間に帰宅しただけ」と説明していた。


それからM子さんの態度がおかしくなったようだ。


これは想像なのだが、自分以外の女性に、男性が優しくしたりするのが嫌だったのだろうか。

本来噂になるのは自分の方よと思っていたのかもしれない。


結婚しているのに、どうしてそうなるんだろう。愛に飢えているのかな。


でも男性なら誰でもいいみたいなその態度は、私の一番苦手なタイプだなあとM子さんが益々ストレスになった。

だが、良かったのは、この件で、周りの人が私とM子さんは特に仲良しでもなく、全く違うタイプだとわかってくれたことだ。

それまでは、M子さんが私にべったりしていて、束縛していた為、仲良しで似た者同士だと思われていたからだ。


本人は、虐めは妄想ではなく、真実と思っているが、どうみても1人芝居じみていて、時間に追われる私は妄想の相手をしたくなかった。

M子さんには、女性社員達には全く悪意が無い事、虐めようなんて思ってもいないという事だけ伝えた。彼女が否定しようが、私はもう関わらない様にした。
私の表情や態度で、少しは迷惑だという事を感じてほしいと思った。

それ以降、M子さんがくっついてきても気にせず、他のパートさんと行動したり話をしたり、個人的に家で電話をしたりする様になって、だいぶ気が楽になった。



   

スポンサーリンク