当時、たまたまある大手の信販会社が新規部署を立ち上げ、パートを募集していた。

運よく採用してもらえた。扶養範囲内で月8万を超えないように会社の方で勤務時間を決められていた。残業ができないので、決められた仕事を必ず時間内に終えなければいけなかった。

もし、子どもの病気などで休んだりすると翌日の負担が半端なく、慣れないうちは大変だった。

でも、収入を得る事ができた事で、少しは心が落ち着いた。


だが、それを裏切る夫の無責任さに驚いた。

毎日遊んでおり、次の仕事を探そうともしなかった。


子どもを転校させ、私の仕事も辞めさせ引っ越し作業も費用も私に押し付けていた夫。

口では「今から高収入になるいい仕事がある。あなたも仕事をしなくてすむ。もう大丈夫だ。」と言っていたが、嘘だった。



勝手に仕事を辞めた夫は、毎日遊んでばかりいた。

全く生活費も心配もせず、楽しそうに車で出かけていた。


何もわからない土地で、私も子どもも戸惑った。

が、必死で馴染もうとしていた。そんな気持ちも努力も全くわかっていなかった。家族の方を見ていなかった。
なぜ無理やり引っ越しさせたのか、不思議でならない。


最初から辞めるつもりだったのを隠して、嘘をついて引っ越ししたのか。

自分の世話をする人がほしくて、生活費も作ってくれる人、つまり私がいれば楽ができると思っていたのだろう。


表向きは、「家族と一緒にいたい」とか、「子どもの為」とか言っていた。
現実は自分の為だった。

(今では家族からも逃げだしているが。)


夫には「早く次の仕事を探してもらわないと生活ができない」と訴えた。すると
「何様だ?旦那が働けない時は女がお金をどこからか作ってくるもんだ!」と怒鳴ったのだ。


「働け無い時は」って、違うだろう、働かない、遊びたい、ヒモになりたいだけの人に言われたくないわ。と思った。


だいたい、そういうなら、私の仕事を辞めさせなきゃ良かったのだ。正社員になろうとしていたのに、嘘で無理やり辞めさせた夫。そういう後先考えない適当なところは、仕事でも同じなのだろう。

その時、もやっとしていた夫の本質がはっきりと現れた場面だった。

それまでは、何とかかんとか言い訳しながらまだ、家族を養うふりをしていた。

だが、この時、私がパートだったのが気に入らなかったのか、

「子育ても家事も女の仕事、稼いでくるのも女の仕事、旦那が何をしようと、我慢し、尽くすのが良い女で妻というものだ」
と言い出した。


これは、結婚前の夫とは全く別人の様な言葉だった。そして何かにつけ「お袋が言うには」「お袋が正しい」と言う言葉が出た。まるで教祖様がこう言っているだぞみたいな。自分の考えの無い人間だから、義母のあやつり人形みたいだった。


こんな最悪な状態を隠しながら、新しい職場に行き、家庭の事を色々聞かれるのが辛かった。

そうしているうちに、学校で子どもが虐めにあっている事がわかった。


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