高齢になると、同じ話を何回もするという事は良くある事だろうが、若い時から何十年も同じ言葉、同じ話をするというのは、何なのだろう。


若年性認知症な訳ではないし、何か理由があるのだろう。

夫の「人の考えや言葉を使う」癖を考えていたら、そう言えば、同じ事を何度も何十年も話す事の異様さを思い出した。


それは全て自慢話だ。

中には失敗話もあるが、都合よく内容を書き換えて、美談に変えている。

何も知らない人は騙される。事実を知っている人から見れば、「そこまで自分に都合よく作り変えて人に話すほどの事か?」と呆れる。



嘘が本人の中では、いつしか真実になってしまい、怖い。


夫が反対を無視したり、内緒でやった事を失敗して、責任取らずに逃げだし、私に尻拭いさせた事も、私のせいになっていた。「妻のせいで失敗したが、自分が立て直した」と、姑にも上司にも嘘を言っていた事もある。

自分を守る為には妻子をも盾にする最低男だ。


最近は全く夫と会わないし、会話もないので、嫌な思いをしなくてすむが、もし、会話があれば、大昔に聞いた話をまた話すのだろう。


内容はつまらない。独身時代に、たまたま会った芸能人の事を、さもその人と親しかったかのように話す様なレベル。
例えば、昨日のように、台風の被害がでると、被害の心配をするふりをしながら、話を自分の過去の話に持っていく。

相手の話なんて聞いていない。聞いていないのに頷き、とにかく自分の自慢話を聞かせる事で頭が一杯。



地元で話すと、嘘がばれるので、ばれない場所で同じ自慢話を言い続ける。

SNSでは、笑ってしまうほどの嘘つきだ。

夫がたまに自分の考えを聞かれ、人真似ができない時、文章が意味不明になる。言葉がおかしい。

だらだらと中身の無い事を喋り、「えーと、えーと」「つまり」の連発で、何が言いたいのかわからない。言いたい事の要約ができない。自分で考える習慣がないからだろう。

それも、育った過程で、親から自分の意見を馬鹿にされたり、相手にされなかったせいだろう。

だからといって、努力もせず、嘘で誤魔化す生き方はいけないし、信用されるはずがない。

他人の真似した人を信じて結婚した私は馬鹿みたいだ。


中身は空っぽで、周りを他人の言葉で飾り、自分の真実を書き換える。


「家族をしっかり養う。家族と一生離れたくない。」と立派な事を約束したのも、誰かの真似しただけだったのか。

本心ではなく、そう言えばカッコイイだろう位のレベルで、自分で言ってうっとりして、実は何も考えて居ない、その場を繕う適当な男だったのだ。


私は、少しは違和感を感じていたので、それは嘘ではないか、本心なのかと何回も遠まわしに確認した。


その度、大げさに、余裕のある態度で、全否定してきた。大げさにいかに自分が誠実かをアピールしていた。


それも、ドラマや誰かがやっていたのを真似していただけだったのか。


話し合いをしても、空回りで、こっちが病むのは当然だ。


空っぽの人形と話しているのと同じだから。