うちの夫は、おととしから昨年の春にかけて、急にふいうちに帰宅する様になった。

それまでは3年間、帰宅せず、仕事や用事が無いと帰らなかった。

自宅より、義実家の方が遠いのに、内緒で何回も実家には帰っていたようだった。
親にも嘘をついていた。

自宅にはまめに帰っているとか、ちゃんとお金を送っているとか、立派な父親をやっているんだよと親の前では褒めてほしくて見栄を張るのだ。

だからそれを信じる舅から、情報が入り、ばれるのである。
私はすぐに、真実を話した。

舅は息子をかばい、私が悪い嫁と思われる。それでも嘘は嘘だと伝えることは止めなかった。


おそらく、急に我が家に帰り始めたのは、親から言われたからだろう。

私にも親にも自分の嘘がばれた事で、慌てて自宅にも帰っていたのだと思った。不自然だったから。


それも、妻子に会いたいからではなく、仕方なく、実家に帰る途中に寄るだけなのは見え見えだった。


親へのパフォーマンスと、私への誤魔化しだ。


が、それも、すぐに終わった。

また元に戻り、自宅には帰らなくなり、内緒で実家には帰っている。

家族の生活費を実家に帰る費用に回している様だ。

もう、親へのパフォーマンスはいらなくなったから。

姑が亡くなり、舅も施設に入った。実家には義兄が出入りしている。

親が住んでいなくても、家への執着と、現実逃避の場であり、一見実家を気にする孝行息子を演じているのだ。


義兄に逃げ場所を取られそうで、焦っているのかもしれない。

私には関係ないから、もっともめればよいし、逃げ場を失えばよい。

精神年齢が子どものままなのだろう。大人な演技をしているが、父親としては未熟すぎる。


帰宅しない方が、会いたくないから私は構わないのだが、これまでの長い年月、全てを押し付けてきた事を全く自覚せず、自分を自分で褒める男なのが許せない。
子どもの気持ちを思うと、腹がたってくるのだ。


私が大金持ちで、不自由ない生活だったら夫は別居なんかしなかっただろう。

ヒモになってべったりくっついていただろう。そうなったら即お別れしていたが。

人に甘え、上から目線で過ごす結婚生活を夢見る男だったなんて、本当に見抜けなかった。何をぐちったところで、自分が馬鹿だったのだ。


スポンサーリンク