私はこれまで、夫を救おうと思っていたのかも。でももう諦めた。


夫を知る人は誰でも同じことを言う。

「あの人は、簡単に騙される。騙せる。お世辞を言えばいいだけ。すぐ調子に乗る」

夫の母親は、人と家庭の事を話す時、

「長男だけは大事に育てたから完璧に育ちました。それに引き換えあの子は馬鹿です。長男が立派に育ったのだから、私のせいではありません。兄の真似をしてこなかったあの子がダメなだけ。」

と定番のように話していた。

それを何の抵抗もなく頷く夫。
「そんな家庭環境はおかしいよ、なぜ反抗しなかったの」と言われると、夫は、「お袋は正しい。兄は本当に立派だ。母の悪口を言うな!」と怒りだす。


姑も亡くなるまで、偽占い師に騙されており、多額のお金を吸い取られていた。

誰も注意せず、姑の言いなりだった。詐欺師にはいくらでも差出し、孫には一円もだしたくないという人だった。

それでも、姑は子どもの幸せや将来を考えてたつもりだったはずだが、結局息子はまともな父親になれなかった。


”自分に優しい人”が良い人、自分を見る目のある人。
”自分に注意したり、助言する人”は意地悪な人。自分を馬鹿にしている人。と夫は思っている。

いくら「それは違うよ」「騙されているよ」と教えても耳をかさない。
姑がそうだったので、夫も同じ性質になっている。

夫は益々実家の幻覚に執着している気がする。

夫は、性格や見た目もおばさん化してきた。

今はもう亡き姑が夫に乗り移っているようだ。


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