研修の次の日、女性だけのミーティングがあった。


前日のお偉方も含め、男性ばかりの上司が前に並んで座っていた。

「仕事上での悩みや相談ごとを皆で解決しよう」みたいなテーマだったと思う。


いろんな仕事上のトラブルなど、ぽつぽつとでてきていたが、あまり盛り上がらないので、順番に全員が意見を言う流れになった。


パワハラ気味の上役相手に、会社への苦情とか、仕事の悩みなど言える雰囲気でもなかった。
皆、遠慮がちにぼそぼそと無難な意見を言っていた。

私は当時、女性というだけで差別的な目にあうことが多く、待遇面でも不満を持っていた。

私は、勇気をだして?職場で受けるセクハラやパワハラ、差別的な体験について意見を訴えた。

半ば、やけになっていたと思う。

こういう課題をだしたのは私だけだった。ヒンシュクをかうかなと思ったが、意外に盛り上がった。


昨夜のお偉方のおじさんもいたが、苦笑いをしながら、「わかりました。会社でも気を付けていきます。」という返事だけはもらった。


それ以来、上司からのセクハラやパワハラは少しは改善された様に思う。

それ以降、お偉方の間で、私の事を「気の強い扱いにくい社員」みたいに言われていたとかいないとか?( ・Д・)噂はあったようだ。

私にとって、それは勲章だと思った。

これはたまたまうまくいった例かもしれない。他の会社では、報復される恐れから泣き寝入りしている人は大勢いる事だろう。
被害にあう人は男性だっているはずだ。まだまだ遅れている日本。

性犯罪にしても、まだまだ被害者に原因を押し付けたり、弱い立場の人が更に傷を深くする事が多い。


 
当時の自分に言いたい事☆あの時代に、セクハラという観念は薄かった。勇気をだして良かったと思う。改善されたのだから。