余計なお節介もご迷惑だろうと思い、しばらくご主人とは疎遠になっていた。

でも、なぜかこの夢が気になり、久し振りにご主人に手紙を書いた。

貸したままのT美の手紙も気になっていて、その話題のついでに、こんな夢を見ましたよと書き足した。

貸したままだったT美の手紙と一緒に、音沙汰なかった事の御詫びから始まる手紙が届いた。

驚く事が書いてあった。

「実は、先日その夢と同じ事があったのです。先日、子どもが帰宅してこう言ったのです。

『今日、学校を出る時、校門にママが立っていたよ!』と。妻は子どもの事が心残りだっただろうな、

まだ成仏できないのだろうかと思っていたところに、お手紙が届き、夢の話に驚いてしまいました。」

私も驚いた。

私は現実の場面を夢で見ていたのか。

夢の中のT美は笑顔だった。子どもさんの姿を見て安心したように見えた。
いつもの私の恐怖心も無かった。

その後、T美は夢に出てこなくなった。

きっと安心して天国に行って、ご家族を見守っているのだと思うし、そう信じている。

その後、ご主人と連絡を取り合う事も無くなったままでいる。あえてそうしている。


 天国に行ってもいつもT美は私の心の中にいる。