子どもが3歳の頃の話を成長した今になって吐き出してくる事がある。

父親と二人で、車で県外の友人宅に行った時の話。

そこは農家で広い敷地内に家があったという。

長い時間の運転で、子どもは寝込んでいた。


子どもが言うには、「目が覚めたら全く知らない所に車が置いてあり、お父さんがいなくなっていた。」


「お父さんを探そうと、車から降りて泣きながら知らない道を歩いた。」


「しばらく行くと、作業中のおじさんが数人いたから、お父さんを知りませんか?と聞いた。」


「知らないね~と言われ途方にくれていたら、自分の名前を呼ぶ声がして、振り返るとお父さんが立っていた。」

父親は焦った様子もなく、「何しているんだ、だめじゃないか」と言いながらニヤニヤしていたという。

自分が叱られた理不尽さと、「絶対にお母さんに言うな」と言われ、誰かに話したい気持ちをぐっとこらえた。

まだ3歳で幼なかった子どもの心は、それがトラウマになってしまったようだ。

この時の子どもの気持ちを想像すると、今でも私は胸が苦しくなる。

これが夜だったら、近くに池や川、崖があったら。想像するとぞっとする。
先日からの行方不明の3歳のお子さんと同じ状況だ。


夫が(どれ位の時間の話なのかわからないのだが)眠っていた子供を車に置いて、車から離れた場所の友人宅に行ったことは事実だ。


子どもがいなくなり、親なら普通なら真っ青な顔で慌てるだろう。が、彼はニヤニヤしていたという。

もし、その時子どもが事故にあっていたら、どう言い訳したのだろう。反省したり、自分を責めたり、子どもに謝っただろうか。

私に内緒にしろと子どもに言う事自体、悪いことをした自覚はあったのだろうか。


私は夫に確かめた。すると「あー。あの事ね。大したことないよ。」で流されてしまった。
自分をかばう為には子どもを嘘つきにする人だ。


高速道路で子どもを乗せて、居眠り運転した事も内緒にしていた。

後続車に通報され、警察に指導された事も、幼かった子どもははっきり記憶していた。
 

当時思った事☆これ以降、夫と子どもだけで外出させるのは避ける。全く反省する様子もなく、繰り返す人もいる事がわかった。相手は変わらない。子どもたちは自分で守るしかないのだ。