結婚したての頃とか、子供が小さい頃は、必死で「良い妻になろう」「良いお母さんと思われたい」と努力する女性は多いと思う。気を張って頑張っておられる人がほとんどだろう。

手抜き主婦の私も、一応は、家事しながら、仕事しながら、「この人でよかった」と思われたい一心で、夫のわがままも聞いて、夫の幸せを支えることが、良い妻であると思っていた。

しかしそれは、夫婦がお互いをちゃんと見ていて、助け合い、家族の笑顔の為に頑張ることが前提の話だ。

うちもそうだろうと思っていた。結婚前に夫自身がそう言っていたからだ。

だが、いつまでたっても自分だけが、身体も心もすり減っていることに気が付いた。そして、自分のそういう真面目さ(モラル)を利用され、夫の甘えがエスカレートしていく事に不安と怒りを感じ始めた。
モラハラする人は、相手が常識的で、一生懸命努力しようとする良心を利用する。

良かれと必死で頑張るのに、なぜか相手に通じない。それどころか、何をしても自分が悪いと言われる。犠牲になるのが美徳であり、不幸な辛い顔をする人が、夫にとって「耐える良い妻」となる。

幸せになろうとして、夫を幸せにしたくて頑張っているのに、頑張れば頑張るほど相手にとっては、蹴落としたくなる、いらつく相手となるのだ。

「自分へのあてつけか?」「自分よりいい子ぶるな」「自分だけ楽しそうにするな」「常に俺様より下でいるべき」「どうせ金さえあればいいんだろう」

自分がどんなひどい目にあわせても、我慢して逃げないのが最高の妻の在り方。なぜなら、そこまでしても俺様から離れられないのはそれだけ俺様に魅力や価値があるからだ

と言ったあげればきりがないほどの、モラハラ、DV, 自己愛の強い人の心の中が読めてくる。

夫が大きな失敗をしそうな時に私が止めたり、トラブルを注意したり、責任を問う時などに、上に書いたような事を、行動にだしてくる。

ならば、モラハラ傾向の強い夫に対しては、「いわゆる世間の良妻の反対をやればよいのでは?」とある日気が付いた。

今でも自分に言いきかせている。
今日から「悪妻宣言」をしよう。自分の心の中だけでいいから叫ぼう。

一方的に尽くす必要はない。
命令された事も気が乗らないなら聞く必要ない。
馬鹿にされても、うのみにしない。
今流行りの「忖度」なんかする必要無し!

何か文句言われたら、無視しよう。それでも、暴言はかれたら、
そうよ。私は悪妻よ。それが何か?
と言ってやろう。

モラハラ人間にとっての悪妻とは、世間での良妻なのだから、堂々と叫ぼう。

暴力をふるわれる人には危険かもしれないが、せめて、自分の心の中だけでも解放しよう。

私は悪くない!」のだから。

今日の自分へ言いたい事☆自分は悪くない、とまず言い聞かせる。「その手には乗らないぞ」と抵抗してみる。