りんごの嘆き

人生の後半もだいぶ過ぎた主婦りんごの嘆き。これからは自分らしく生きる。最後は笑って終わりたい。

                             

夫の事を、変な人だと思う理由は色々あるけれど、極め付きのイラッとした事件を話そう。


それは夫と姑が起こした事件だった。とは言え、もっと前に誰かが「それは違うんだよ。」と2人に教えていたら済んだ話だった。


夫の実家はプライドが高いので、人の話を聞かなかったのかもしれない。まあ、どうでもいいかと放置されていたのかもしれない。

どう考えても、夫がすぐに姑の間違いを正せば良かった。

母親の言う事、する事は全て正しいと信じ、何でもそうだね、そうだねとご機嫌をとっていたから、夫も一緒になって他人を巻き込んでしまった。

自分は頭が良いとか、うちはエリート家族だとか、勘違いさせて育てた姑に対して、反抗もせず、そのまま大人になった息子達。現実では常識も無く、間違った知識を人に押し付ける。

どういう事件かというと…
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夫の仕事のお客様で、子どもさんが自閉症と診断され、悩んでおられるお母さんがいたそうだ。

デリケートな他人の子どもさんの育て方に対して、夫は何の知識も無いのに「私が相談に乗りますよ」と偉そうに言ったのだ。

その時夫は「僕がその子に接すると、その間だけ自閉症が治るんだよ。僕の扱いがうまいからね。」と私に自慢した。

そんな事ありえないと驚いた私は、
「自閉症はどういうものか知っているのか」と聞くと、返事が無かった。何も知らないのだ。

診断を受けたばかりの若いお母さんは、藁にもすがる思いだったろう。

自信満々に適当な嘘を言う夫に騙されてしまった。

医師でもないのに、まるで医師と同等の知識がある風に夫が振る舞った事は想像できた。

そのお母さんは、子どもさんを連れて何回か夫の職場に相談に来ていたという。
調子に乗った夫。さぞ気分が良かったことだろう。

恐ろしい。

更に夫はどうしたかと言うと
「自閉症は簡単に治ります。私は接している時しか治せませんが、私の母親なら、完治させる事ができます。」と言ったのだ。


夫は子どもの頃の母親の言葉を信じたまま、それを伝えたのだった。
「小さい頃に母親からそう聞いた、何度も聞かされた」と言っていた。

そんな事をこんな年齢まで、何の根拠も無く信じたままなのが驚いた。

どこがエリート?自閉症の事を調べていない事に驚く。

この時代簡単に知識は得られる。それもせず、簡単に人を騙せるものだろうか。真剣に悩んでいる人に対して良くそんな事ができるものだ。と思った。

知らないのに、知ったふりしてしかも母親が治せるとか、まるでカルトみたいだ。この辺からして夫と姑はおかしいとぞっとした。

当然、私は夫に注意した。だが、夫は「自分は人を救いたかっただけだ。何が悪い。それにもう前の話で、終わった事だ」と言う。
私に自慢したかっただけだったようだが、それが変だろう。というか理解不能。

こっちが頭が変になりそうだった。




                             

夫は一見とてもまともに見える人だが、実は変人。一言でいうと”嘘で人を利用し、損害を与える。”

初対面ではとてもそんな風に見えないので、すぐには信じてもらえない。

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被害にあった人は、当然激怒し嫌って縁を切る。敵が次々と増えていく人生だ。

夫が普段人に説教している内容、自己評価をしている内容とは正反対だ。自分は人徳を積み、人から好かれると自分で言う。

被害を与えた人に対して、夫は謝る事もフォローもなく言い訳を作り「相手が悪い、自分は正しい」と思って逃げる。

ばったり再会した時、夫は頭を下げるでもなく、ヘラヘラした顔で相手に対して「やあ!元気?」と手をふったりする。

夫からすれば、”相手が自分を裏切り、自分は被害者だ”と記憶を書き換えるので、「相手を許し、優しく接してあげている心の広い自分」を演じている。


夫を憎んでいる相手は「よく平然と笑って挨拶ができるものだ。どんな神経しているんだ。」と、夫の軽薄な態度に驚き、憮然とする。


夫は、私が何も知らないと思って「あいつら、失礼な奴だなあ。こっちが許してやってるのにまだ気にしているのか。小さい奴らだな」と言う。


「おかしいのはあなたの方だよ」と言いたくなるが、言っても無駄。

また「あいつらからお金貰ったのか」と私をスパイ扱いするだけだ。この辺の発想も、まともでは無い。病的だ。


夫は、自分を騙して現実逃避しているだけだが、自覚していない。
でも、深層心理には自信の無さがあり、自分が悪いとどこかでわかっているはずだ。そこをズバリ突くと、キレてモラハラ、DVが酷くなる。

私も同じ類の人間だろうと世間から誤解されるのは嫌だ。


その点、別居は良かったと思う。最近は別居の良さを感じる事が多くなった。


子育てが終わろうとしているからだろう。夫の無責任さは絶対忘れない。家族にも嘘をついて人生を狂わせた事は事実だ。

別居が良かったと言えば、夫は「そうだろう、君の為にそうしてあげたんだよ」とまた勝手に話を作る。だから言わない。かといって「一緒にいたかった」なんて事も絶対言わない。




                             

昨夜は爆音とドラムの振動で酔いそうな位、久々に若い人の中で発散した。

場違いな感じが悲しかったが…
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せっかく発散したのに、根本的な悩みの種は存在する。


先日の「印鑑証明」の件。何に使うのか聞くと

「会社の役員の変更」だと。は、役員になるってこと?

お金が無い、仕事はミスばかり、社長とすぐに喧嘩して仕事が続かない、のに?


嘘だとしたら訳のわからない嘘だ。それとも悪徳業者にまた騙されて、甘い話にのってるとか?


以前も似た様な事が何回もあった。社長とか役員とかの肩書が好きで、世間体を気にする。別居している事の方が世間から不審に思われそうなものだが。


「自分は生まれながらにして人の上に立つ人間。楽をして稼ぐのが当たり前。人が自分の為に尽くすのが当たり前。」という恐ろしい間違った考えが、心の奥底にある。
そうする為には、良い人と思わせて人を寄せ集めないといけない。
だから最初はとても良い人を演じる。

親の影響だ。普通は、反抗期や社会にでてその間違いに気が付くが、夫はそのままだ。親の洗脳が解けない。

「俺様は社長だぞ」と威張りたい為にそういう立場を欲しがる。


社長になろうと企んだ事は、これまですべて失敗してきた。騙されている時は私が止めたりした。


それは同居していたから気が付いた。今は何をしているのかさっぱりわからない。


普段から嘘ばかりついている人だから。


とにかくホラばかりふく。
ホラをふいてその場をしのぎ、相手を騙し、嘘がばれると言い訳をし逆切れで終わる。そんな事をするから人に信用されない。


私が一番被害にあってきたわけだ。もう騙されないのに、平気で同じ嘘をくり返す。


自分がいつも正しいと思っている。悪い記憶は綺麗に塗りかえるから、話があわなくなる。過去の失敗や嘘は全て無かったことにされている。


過去の話をすると私が悪意で妄想を話しているかのように夫は責めてくる。

驚いたのは、「もし僕が失敗したら、注意したあなたのせいだからな。悪い事がおきたら全部あなたが僕を不安にさせたせいだからな。僕が失敗したら責任とってもらうよ」
と言われた事だ。やる前から、失敗しても自分のせいじゃないと言ってる。そんなに自信ないならやらなきゃいい。

当時、姑からも「あの子が失敗したら、止めなかったあなたのせいだからね」と言われた。

止めても私のせい、止めなくても私のせいにしようとした。親子で。

「そんなに借金して返済はどうするの、大丈夫?」と聞いただけで、返事に困り、「誰かが何とかするでしょ」「そういう時こそ、妻は夫を助けるべきだ」などと勝手な事を言うのだ。
反対している人に向かってだ。どうみても、誰がみても無謀だったし、スポンサーから断られたので、この時は中止になったが、そんないい加減な人だ。


この時の発言で、どんな人間かは思い知った。


何も知らない人には「かつて僕は起業したことがある」と偉そうに嘘をついている。


今回の会社の役員の話は嘘だと思いたいが、聞いたところで絶対に都合の悪い事は言わずまたホラをふくだろう。あえて聞かず、知らん顔をして、何かあっても無視しよう。

この印鑑証明を送ってと頼んだ事を、夫は、
「妻にきちんと説明をして了解を得た」と言い訳に使うだろう。そして「あなたも知っていて反対しなかったのだから連帯責任だ」と言い出す可能性もある。その手には乗らない。

今困るのは、家族から法的に縁を切られることだろう。最近そんな気がしてきた。

姑が亡くなり、親があてにならなくなり、年齢的にも不安になってきてる気がする。なのに、やりたい事は平気でする。真逆の事をやるその神経が理解不能だ。

もう失敗は許されないのに。老後の貯金どころか借金をどんどん増やすつもりかもしれない。相続人の事なんて頭にない。


こんな人、めったにいないんじゃないだろうか。はっきりいって変人だ。



                             

昨夜は睡魔に負けて早くに寝た。

頭痛で気持ち悪かったが、今朝はすっきり目覚めた。良かった。

頭痛で目が覚めたり、起きても気分の悪さが残っている事が多かったが、寝たら治ったというのは久しぶり。
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今日は、ライブに行く。知人からチケットを貰った。


若い売り出し中のバンド。名前や顔は良く知っているが、作品はあまり知らないので今回生で聴けるのは楽しみだ。

ライブは夕方なので、今から予習しておこう。


爆音というか、ライブの音は好きだ。身体が勝手に動き出す。気分がすっきりする。


映画、”ボヘミアンラブソデイ”も、音響に魅かれて何回も行った人は多かっただろう。


学生時代は、好きなバンドの公開録画があるとちょっと遠くても友人と行っていた。
エレキギター、ドラム、ベースの響き、MCの時のシーンとした空気とマイクに乗ったミュージシャンの声。

あの独特の雰囲気がいい。


海外のミュージシャンのドーム公演は、開演前の独特の雰囲気から好きだ。

癖になる。

私の最大のストレス発散は、ライブに行く事かもしれない。

夫と別居しているので気楽に行けるから良かったが、同居していた時は、嫌味を言われるので、一応夫も誘ってみると「チケット、旅費、全てだすなら行ってやる」と言われた。ケチなのでとにかく私のお金をあてにする。

自分はしたい放題しているのに何で私にはそうなのよと腹がたったので、「そんなお金は無いから自分だけでいく」と言って、堂々と一人で行った。その後、色々モラハラはあったが。

自分はお金をだしていないにもかかわらず「それは僕からのプレゼントだからね」と言われた。

つまり、行かせたこと、自由を与えたことがプレゼントだと言う。


「別居していて良かったー、私はちっとも悲しんでないし、楽しいよ!」
子どもの手が離れて来た今では、私がそう思っているなんてむこうは想像していないはずだ。

自分の存在価値をわからせようと、色々意地悪してくるが、逆効果だという事がわからないなんて愚かだなあ。

                             

昨夜は頭が痛くて眠りが浅かった。


おそらく、眼精疲労と肩こりだろう。ドライアイもある。


根を詰める仕事があり、身体も冷やしてしまった。

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若い人でも脳梗塞や心筋梗塞になったりする。自分は更に気を付けないといけない年齢。


若い時は無理ができたのに、情けないものだ。両親は長生きしているが、自分はどうなんだろう。

不安になっていると、夫からメールが。

また印鑑証明を送ってくれという。何に使うのかは一応聞くが、正直に言うとは限らない。

最近連続している。

また何かよからぬ事をやっているんじゃないか、騙されているんじゃないかと思うと、ぞくっとしてきた。この人は本当にろくな事はしない。縁をもった人を不快にするし、迷惑をかける事が平気でできる人だ、普通じゃないと心から思った。

そこまで悪人でなくても、そう思わせられる行為をこれまでしてきた事は確かだ。


頭痛は更に強くなった気がしてきた。




                             

いきなり私に怒鳴られた母は、予想外の反応に驚いていた。

「電話にでないから何かあったかと思って」と口調が弱くなった。
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いつもの様に、「電話にでられない事情もあるし、用事は無いと留守電に入っていればかけ直さないし、運転中や仕事中にでろと言うのはダメだし、どうしても急用なら弟にメールさせるとか、留守電に入れたら良い」と説明した。

認知が進んでいるのではない、昔からこんな人なのだ。


「疲れて寝ている時もあるのよ。今も電話でこうやって起こされて、用もないのに夜中にお喋りを聞けというのは無理!」といつもより強い口調で言った。

すると話題をそらされ、「そっちに遊びに行こうかと思っていたけど、迷惑そうね。やめるわ」と言いだした。「忙しくて迷惑なんでしょ。」と言う。


遊びに来る話なんて、聞いてないし私は何も言っていない。

母の嫌味が始まった。きっと父や弟には「遊びに行っていいかと電話したら、迷惑だと言われた」と言うのだろう。


そういう嘘を昔からつく人だった。

弟に頼みにくい時は、「あの子(私)がこうしろと言っていてうるさいから聞いてあげて」と嘘をつき、弟にやらせる。

自分が悪者にならない様に、人のせいにして自分の願望を果たそうとする。

子どもの時は、父に自分が怒られない様に子どもを犠牲にしていた面もある。
今ならモラハラを受けている共依存の妻が、自分を守るために子どもを利用したり、子どもが犠牲になっても守らず見て見ぬふりをする例があるが、そんな母だった。


父は実は子煩悩で、優しい人だった。母が「父に何も言うな、怖い人だ。」といつも脅し、父と話をさせなかった。

家庭団欒はなく、家庭内はいつもシーンとしていた。

元気の無い子ども(私たち)、、近所では「お宅に子どもさんがいたなんて知らなかった。あまりに声が聞こえなくて。」と驚かれた。

それを母は、自慢していた。「私のしつけがよくて、子どもが静かだと言われた」と。
そうじゃない。「あの家はおかしい」と思われていたという事だ。

小さい子どもがいるのに、気配が無いなんて今では虐待を疑われたかもしれない。


もし、私が、障害をもって生まれたら、父は守ってくれ大事に育ててくれただろう。と思う。

母は、世間体を気にして私はずっと存在を隠されていたと想像する。

恥かしいから堂々と生きるな、隠れて生きろ、うちの娘ではないふりをしろと言われただろう。

今でも、私の夫がダメ人間であるので世間体が悪いと気にしているのがわかる。
「離れて歩いて。娘とわからないように。」と言われたり、ばったり知り合いに会ったら「嫁です」と嘘をつかれた事もある。


戦争を経験し、苦労したはずなのに、お金に困って必死で子育てしてきた人なのに、その差別意識はどこからくるのだろう。
当たり前じゃない事を当たり前と思っている母。生きているだけで幸せを感じないのだろうか。お腹を痛めて産んだ我が子に何を望んでいるのだろうか。


「これじゃやっていけない。年金が少ない」と文句を言ってくるが、その金額は恵まれている。父の年金だけでやっていける。専業主婦で働いた事もなく、面倒な事は全て父任せで依存して生きて来た人。その上、まだ贅沢を望むのか。


これからの若い人の将来を心配なんてしない。
それどころか、「私たちが一番儲けた世代でラッキーだったわ」とまで言う。「若い人は年金減らされて運が悪かったわね。ああよかった、自分はしっかりもらえて。」と言う。
孫の事なんてどうでもよいと言う。


私の年金いくらだと思う?と教えると、話題をそらす。

「どうせ私はあなたや孫が年金貰う頃は死んでるからどうでもいい」と言う。


「もう私に愚痴の電話はやめて弟に全部吐き出してよ」と言っている。

弟の前ではいつもにこにこして、良い母だと思われたい様だ。最近は私が全て弟に話しているから、弟は母の裏も知っているのに。

私はいまだに本当の母は他に居る様な気がする。絶対ありえないとわかっていても。

母にしたら、”一生懸命育てて、助けてきた娘に、こんな風に思われるなんてやりきれない”と思うだろう。私が子どものままなのかもしれない。

親の気持ちは子にはわからないと言うが、確かに自分も我が子にそれを感じる時もある。

親としての自分、子としての自分、両方の立場も気持ちもわかるので、複雑なのだ。

                             

母から何回か着信履歴があった。

留守電のメッセージには「用事は無いの。ただかけただけだから。」と声が入っていた。

でられない状況はあるのに、いつも私が暇だと思っているのか。

暇潰しに長電話をしようと思ってかけているのだ。

一度電話をとると、1時間は同じ話を聞かされる。「時間が無い」「仕事中」と言っても話をやめないので、でないことにしている。

昨日は、母の相手なぞできる状態ではなく、緊急の用事では無いのだし、無視していた。

両親が高齢だし、いつ何があるかわからないのでなるべく電話にはでたいのだが、それをいいことに私はいつも暇だと思われては困る。


たまには(私より大好きな)弟と話せばいいと言うと、「迷惑だろうし、邪魔になるといけないから」と弟には気を使うのだ。私は娘だから何をしてもよいと思い込んでいる。

なので、なおさら電話にはでたくない。


昨夜は疲れていていつもより早く布団に入った。

眠気が襲いウトウトした時、携帯ではなくて固定電話が鳴った。

母はいつも携帯にかけてくるので、出たくない時は、マナーモードにしている。


母は、私が携帯に何回もかけてもでないから、固定電話からかけ直した様だ。

夜中に呼び出し音がしつこく鳴り、目が覚めてしまった。

留守電に切り替わり、母が大声でメッセージを入れている。

「なんで電話に出ないの~っ!どうなってるのよ!」と腹をたてて叫んでいる。安眠妨害な声はストーカー気質の母の性格をよく表している。
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いつも私は伝えている。

「いつも電話にでるとは限らない。でない時もあるしでられない時も多い。
緊急な時は、弟からも連絡させられるし、私の子どもたちに電話もできるし、どうにでもなるのだから、ただのお喋りなら、私が電話にでないからといっていちいち文句言わないで。」
と、何回も言っている。


母は、都合の悪い事は聞かないふりをする。若い時からそうなのだ。

弟にこの話をすれば「年とっていて話し相手が欲しいのだから相手してやれば」と他人事。

いやいや、若い時からこれが続いてきたのだ。弟は面倒な事から逃げる。

私から母に相談事を話しても母は話を聞きたがらないし、すぐに切られてしまう。
まあ、ほとんど私の夫の事だから聞きたくない気持ちはわかるが。母から聞かされる愚痴に比べると、私の愚痴は深刻すぎるから。そうでなくても、私の話は聞かない。理不尽すぎる。

夜に、電話器から聞こえる母の声。


ストーカーにあっている様な気分の私は、受話器を取り、叫んだ。
「いい加減にしてよ!」



                             

最近、この国はどうなるんだろうと不安になったり、怒りを覚える事が多い。


国会中継を見ていてもそうだし、人権や差別問題についてもそうだし、外交、経済面でも色々あるが、今朝ネットで見つけたニュースは、本当に怒りが沸いた。
それは…

飲酒によって意識がもうろうとなっていた女性に性的暴行をしたとして、準強姦罪に問われた福岡市博多区の会社役員の男性(44)に対し、福岡地裁久留米支部は12日、無罪(求刑、懲役4年)を言い渡した。
西崎健児裁判長は「女性が拒否できない状態にあった事は認められるが、被告がそのことを認識していたと認められない」と述べた。
男性は2017年2月5日、福岡市の飲食店で当時22歳の女性が飲酒で深酔いして抵抗できない状況にある中、性的暴行をしたとして起訴された。

判決で西崎裁判長は、「女性はテキーラなどを数回一気飲みさせられ、嘔吐しても眠り込んでおり、抵抗できない状態だった」と認定。そのうえで、女性が目を開けたり、何度か声を出したりしたことなどから、「女性が許容している、と被告が誤信してしまうような状況にあった」と判断した。(毎日新聞より)

というニュースだ。
強いお酒を一気飲みさせ、嘔吐して倒れた状態の女性を介抱するどころか暴行し、しかも目を開けたから同意したと思ったと理由をつけて開き直っている事そのものが、人間としておかしい。

計画性も感じるほどだ。
伊藤詩織さんの事件(逮捕取り消し)や大学生の集団暴行事件(不起訴になった)が頭に浮かんだ人も多かったことだろう。
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具合悪くて倒れている人に対して
「目をあけたから、許容していると思いました」「相手が嫌がっているとは思えませんでした」と言えば、何をしても許されるという事になる。


この国はどうなっているのだろう。ここ最近、そう思う事が多すぎる。
嘘をついても、重要資料を改竄、隠ぺいしても、トップは責任をとらない。都合の悪い事は記憶から消える。

かつてなら、とっくに逮捕、辞任だろうと思える事件が、何もなかった様にうやむやに誤魔化されている。マスコミも力を失っている。


これからは(も)、女性は何をされても泣き寝入りする覚悟でいなければならないのか。


こういう判決に怒っているのは男性も同じだ。こんな男を無罪にされ「男は皆こんなもの」「男性とお酒は飲みたくない」と思われてはたまったものではないだろう。男性も性犯罪にあう事はあるし、女性だけの問題ではない。

性犯罪者は、刑務所からでても再犯率は高い。
人格を踏みにじられ、一生の心の傷を負った被害者の恐怖心やPTSDを考えても、厳罰に処し一生監視する必要があると思う。


性犯罪の厳罰化を望む署名運動も始まった様だ。
こんな理不尽な、犯罪を許す最悪な国は住みたくなくなる。


いつから日本はこんな国になってしまったのだろう。



                             

そんな事があった後、私が就職し、アパートを引っ越しした後もK美は「またそっちに泊めて」と言ってきた。


二度と泊めたくないと思っていた私は、仕事が忙しいから無理だと断った。

が、翌日も「構わないから泊めて」と電話がかかってきた。

「あなたに会いに行くんじゃないから、あなたはいなくてもいいのよ。鍵を貸してくれたら勝手に入って寝とくから。」と言う。

しかもまた誰かを連れてきて、2人泊まりたいという。

言い方もひどいし、断ってるのに聞かない。なぜそこまでホテル代をけちるのか。そこまでお金が惜しいなら旅行しなきゃいいだだろうって言いたくなった。


何回断っても、毎晩電話がくるので、腹がたち、電話に出ない事にして無視した。そうするしかなかった。

すると次は、会社にまで電話が来るようになった。


たまたま、外出中で良かったが、K美からの電話がきたら外出中だとか出張中だとかと誤魔化してもらうよう会社の人に頼んだ。

社内の人が優しくて協力してくれ、うまく誤魔化してくれた。それでもしつこかった。


数日しつこく電話攻めにあったが、諦めたらしく来なくなった。


その後、同級生から聞いた話だが、私を利用できなくなったK美は、次は手当たり次第に知り合いを探し、よく知らない相手にも泊めてくれと頼んだらしい。
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お金は私より持っていると自慢していたし(自宅通勤で銀行に数年勤務)、毎年旅行したいと考えているなら、他人に迷惑をかけずに自分の責任で行動すれば良いのに、と他の人も愚痴っていた。


誰もが断ったようだが、結果、K美は良く知らない高校の先輩、しかも男性のアパートに泊まったと聞いた。
流石にその先輩は、狭いアパートの同じ部屋に泊めるわけにはいかず、K美達だけを部屋に寝かせ、先輩はどこか外で過ごしたらしい。

彼も困惑しただろう。顔しか覚えていない後輩の女性から、突然アパートに泊めてくれと頼まれるなんて。
断っただろうが、おそらくK美の事だから強引に頼み、泣きついたのだろう。


この話は、誰もが呆れてK美のおかしなお金の節約ぶりと無神経さは有名になった様だ。


私はそれっきり縁を切ったつもりだった。


それから年月が経ち、同級生からK美の噂を聞いた。

銀行をくびになったという。理由は男性を追っかけた事。

お金持ちで高学歴の人と旅行先で会い、その人を追っかけて(交際もしていないのに)、家に泊めてと押しかけていったとか。


お金持ちで高学歴なら結婚相手に良いとターゲットにしたそうだ。


旅先で知り合っただけの人にいきなり泊めてと押しかけるから、流石に相手も驚いたらしい。

で、相手が逃げ腰になったので、K美は仕事をさぼってその人の所に何回も押しかけていったとか。


無断欠勤を何回も繰り返したK美は、仕事を失い、その彼からも拒否された。


それから後の事は知らなかったが、例の同窓会で会い、K美本人から聞くことになった。


しっかり高給取りの人と結婚していたのは、K美らしい。


どうあれ、幸せならいい。もうこの人とは付き合わないし。と内心思った。

もうお母さんにもなっているし、あんな非常識な事はしないだろう。

就職してから、彼女は自分のしたいようにしていた。進学ができなかった悔しい気持ちを別の形で発散したのだと思う。

そして今、納得した人生を送っている様に見えた。

真面目に地味に生きてきたつもりでも、結果いつも愚痴ってばかりで老後が不安になっている私は何なのだろうかと思う。


夫もそうだが、周りの気持ちを気にせず、したいようにしてきて、結局自分に正直なら、その方が幸せになるのかな。これは私の僻みなのだろうか。

幸せそうに見せるK美にも、何か悩みはあるだろう。

今の私にはできない「幸せなふり」ができるだけで、羨ましいのだ。


                             

その前からちょっとムッときていた私は、その言葉を聞いて許せなくなった。


せっかく旅行に来ているんだし、ここで喧嘩しても一緒に来た友人も気を悪くするだろうし、我慢した。

「だからうちでいいの?って聞いたのよ。そう言うならホテルに泊まれば良かったのに。」とだけ私は言い返した。

無神経なK美は、私の気持ちに気が付いていない。

「いいのよ。ここで。気にしないで。」と私に言って、「ごめんね、ごめんね」とその友人に言いながら自分達だけ布団に入ってさっさと寝ていた。謝る相手が違うだろう。
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私はどうしても許せなかった。というのは、「こんな狭いボロな所で」と言うK美の言葉は、私の両親を侮辱したに等しいからだ。


借金してでも、大学にいかせたい、したい事をさせたいと、父は、自分の事は後回しで辛抱して仕送りをしてくれた。安い狭いアパートでも、私にとっては天国で嬉しい事だった。

贅沢を言ったらきりがない。実家が苦しいのはわかっていたので、感謝していた。


それを馬鹿にされ、「こんな貧乏な生活とは思わなかったわ。もっと派手にいい暮らしをしていると思ったのに、期待外れだった。他の女子大生はもっと優雅にしているわよ。」とK美に言われた時、もう二度と彼女は家に入れない、会わないと思った。


もし、私がお金持ちのお嬢様なら、全く態度が違っていたはずだ。ペコペコしてほめちぎって、家来みたいにべったりとくっついてきただろう。


貧乏人は利用するだけ。そんな人なのかと思ってしまった。


K美の信じられない行動はこれで終わらなかった。



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