りんごの嘆き

気が付けば人生の後半もだいぶ過ぎた。主婦りんごは嘆いてばかり。これからは自分らしく生きる。最後は笑って終わろう。

人は見かけによらない~M君早く返して   続き


私の態度がそっけなくなったのを見ても、M君は何も気づいてない様に見えた。


それともわかっているけどとぼけているのか。


そんな2人の様子に気が付いた友人のI子が、私に聞いてきた。

「最近、M君を避けてるよね。喧嘩でもしたの?皆勝手な想像して噂しているわよ。」と。
すると他の女子も勝手な想像で私が悪いと決めつけ

「冷たくしてひどくない?M君可哀想だわ。どうせあなたの我儘でしょ。」
とまで言いだした。

「それ、M君が言ったの?」と聞くと「ううん、皆の想像よ。M君が悪い訳ないから」と言われた。

ここで、私はI子だけに事情を話した。1人理解してくれる人がいれば良かった。


話を聞いて驚いたI子はこんな事を言った。

「あなたとM君が出かけたその日の事だけど、次の日に彼が話していたわよ。”昨日は楽しかったよ。りんごちゃんが全部奢ってくれたんだよ!”って。
私、M君が女の子に全部お金だしてもらった事を嬉しそうに話すから、ちょっと驚いた。よっぽどりんごが強引にそうしたのかなと思ってた。だってどう考えても、M君が奢るならまだわかるけど、立場反対じゃない?」

は?奢った?違うだろうー!「財布忘れたから貸して!」って、あいつが言ったんだー!


という事実を再度説明し、I子にだけは信じてもらった。


「そんな人だったとはね。でもそれじゃあ、詐欺みたいなもんじゃない。これを許すとM君は益々調子に乗って、また誰か被害者がでるかもしれないわね。でも、お金の催促ってしにくいものよね。私がうまく言ってみるわ!」

とI子は言ってくれ、協力してくれることになった。


 


 

私には無理!と感じた相手~M君   続き
 
まさか夕飯までお金を払わす気かと驚いた。

でも、彼は「貸して」と言っているのだ。「払って」と言っている訳ではないのだ。

財布にはぎりぎりお金が残っていた。

私は断った。「もうアパートそこだし、帰る。」と言った。

するとM君は、「もっと一緒にいたいからさ、一緒に食べたいんだ。」と甘えた。

お金がこれしかないからと話して、予算内ならという事で、結局一緒に駅前のレストランで食べて帰った。
その時の彼の食べっぷりも凄くて、驚いた。


この人の食費は凄いのだろうなあと思ったら、もうこれだけで、料理コンプレックスのあった私には結婚相手には無理だと思った。


当時の私は、若さゆえ、今よりずっと気が弱く言いたい事も言えず、お人よしだった。

M君は、スタイルが良く、顔もきりっとして爽やか好青年、ボンボンで育ちの良さそうな大人な印象があった。

結構、周りから一目置かれていて、人気があった。


だから仲良くするとすぐ噂になっていた。

私は恋愛感情は無く、本当に友人と思っていた。

M君は、失恋の傷が癒えてない時期に、たまたま私に励まされて、甘えていただけだと思う。

傍から見れば、私が励ますなんて、そんな風には見えなかったと思う。

田舎臭くて、おとなしくて何も言えなくて弱々しい私を、大人なM君が励ましているのだろうと、現実とは真逆に思われていた。


まさか、M君がこんな遠慮のない人だったとはと私も見た目とのギャップに驚いた。


この日、多めにお金を入れていったつもりが、財布は空っぽになり、その後の生活費が不足する事態になった。


「普通なら、借りた翌日にはすぐに返すだろう。お財布を忘れただけで、お金が無かった訳ではないのだから、それにM君は裕福な家の子だ。」と思い、安心していた。


翌日から学校で毎日会っていたにもかかわらず、M君はお金を借りた事は一切話題にせず、1週間たっても2週間たっても返してくれなかった。


催促するのも気が引けて、ただただ毎日、(早く返してほしい、あなたにとってはわずかなお金でも、私にとっては大切な生活費なんだー)と内心思っていた。

お金の事は人に愚痴りにくいし、彼の名誉の為にも自分ひとり、悩んでいた。


おごってやったと思えばいいじゃないかと自分に言いきかせたりもした。


自分が男子だったら最初から奢ったかもしれないから、気にならなかっただろう。
男の子のM君が、あたり前みたいに女の子に払わせるあの態度がどうしても引っ掛かった。

何の恥じらいもためらいもなく、むしろ、払っとけよみたいな態度。


財布を忘れたのは自分が悪いのに、何で私が偉そうにされなきゃいけなかったのか?

そう言えば、「有難う」とか「助かったよ」とか、全くお礼の言葉も無かった。

もしかしたら、最初から私に払わす気だったのか?財布忘れたは嘘か?

なぜ、借りた事を忘れたふりして返さないのだ?

プライドがあるなら、すぐに返すよね?同性同士でもすぐ返すし、こんな事しないよね。


と色々考えていたら、M君は、見かけとは想像できない誰も知らない一面を私にみせたのだと思った。


この話をしても誰も信じないだろう。と思う位、M君は人望があった。

お金はたいした額じゃないし、あきらめて、M君とは離れようと思った。


 

 



遠い昔のお話。

今でも年賀状だけは届く古い友人M君。

学生時代に一時期だけ仲良しだった男友達。


友達というだけで、付き合っていた訳でもない。

一時期気が合い、アパートも近く、たまに一緒に電車に乗って遊びに出かけたりした事があった。


周りは面白がってひやかしていたが、「気にしないでおこうね」とお互い言っていた。


神田の本屋街に行って本を見て、帰りに渋谷に寄って食事をしたりする程度の付き合い。


初めてM君と遊びに行った時の出来事を思い出した。

朝、駅で待ち合わせた。切符を買う時、M君が「僕の切符も一緒に買ってくれない?お財布忘れて来ちゃった」と笑顔で言った。


(あらそれは大変だ、困るだろうな。助けてあげよう)と思い、「大丈夫よ」とだけ言い、私は彼の切符も買った。


(きっと彼は買いたい物も買えず、食べたい物も食べられず、可哀想だな。私に借りるのも、男の子だしカッコ悪いと思って遠慮するよね。)とその時の私は同情していた。


彼は裕福な家のボンボンだったけど、私は地方出身の貧乏学生だったので、あまりお金は沢山持っていなかった。

それもあって、自分ばかり買い物をしたり、食事に誘うのもやめて、早めに帰ろうと彼に気を使っていた。

お金を女子に借りてまで、一日中遊ばないだろうし、食事しようなんて彼から誘うはずがないと思った。


またいつでも来れるし、今日は、早めに切り上げようと思っていた。


だが、M君は、お昼になると「お腹すいた。ねえ、このお店に入ろうよ!」と私を誘った。確か「時間割」という名前のお店だったかな。

「名前が気に入った。お洒落だしね!」とM君ははしゃいでいたので、引きずられるように私も入った。

何のためらいもなく、さっさとランチを注文する彼。もしかして、財布持ってきていたのかな?勘違いだったとか?と一瞬思った。


彼の食べ方を見て驚いた。あっという間に食べて、「全然足りない」と言う。痩せてがりがりなのに、大食いだった。テレビにでるあの大食いのレベル。

普通の人の何杯も食べないとお腹が落ち着かないという。

支払いになると「お金立て替えといてね」と言って、さっさと彼は先に店を出た。

(えっ?やっぱりお金ないんだ。最初から私をあてにして誘ったの?)とショックが襲った。


本来なら、私が先に誘って「お腹すいたね。お金は心配しなくて良いから一緒に食べない?」と言うところよね?

全て先に先に、M君が誘って、当然の様にお金は払っててねと言う。

私は自分の買いたい物も買うのを止めていたし、仕送りの少ない学生の身分なのだから、その位考えてよと言いたいのを堪え、ちっとも楽しくなかった。

私はお財布の残りが心配になってきていた。


店を出て、駅まで歩いた。

当時はタバコの自販機があちこちにまだあった。


「タバコ吸いたくなったなあ。タバコ買うからお金貸して!」と当然の様にM君は手を出した。

(こいつ遠慮なんかしてねーし!信じられへん!)と私は呆気にとられていたが、あくまで貸しているのだから、おごっている訳ではないから、と言い聞かせて、貸した。


その後、あそこに行こう、ここに行こうとM君に連れ回された。

さすがに買い物はしなかった。

くたくたになり、帰宅する頃は暗くなっていた。


やっとアパートのある駅に着いた。やっと解放されるとほっとし、M君にさよならを言おうとした。

すると「ねえ、お腹空いた。晩御飯食べて帰ろうよ!」とM君が言った。

      


最近気になる情報が入っている。

夫の仕事上の顧客で、個人的にも親しかった人の事だ。

その人が最近「ある人に裏切られた。信じていたのに悔しい。何かおかしいと思っていたが、何か事情があるのだろうといい格好してしまったのがいけなかった。」と、周りに愚痴っている様だ。


誰に裏切られたのかは言わないので、わからないのだが、もしかして夫の事?と心配になっている。

この人は、夫と知り合った頃、夫を過剰に評価し、信頼していた。


周りに夫の事を良く話題にしていたので、私の耳にも入ってきたほど。


当時思った。
そうだろうな。いつもそうだから。夫と出会った時は誰もがそう感じるから。演技が凄いから。

誰でも騙される。それなりに勉強もした人だから、専門的な知識はある。そこをうまくからめて自己アピールがうまい。

人懐っこく、最初は謙虚で面白い。

相手が夫を完全に信用し、夫の嘘の沼にはまり込んだ時点で、夫は豹変する。


あまりの変身に「こんな人だったのか。」と被害者はショックを受ける。
何らかの被害を受けているから、次第に怒りと憎しみが増していく。


苦情を言ってくる被害者に対して、夫が謝り誠意を見せる事はない。

開き直り、相手を馬鹿にした目つきに変わり、言い訳を並べ、最後は「勝手に自分を信じたあなたが悪い」となる。


「そんなに嫌なら付き合わなくていいですよ。僕は気にしませんけど、そちらがそう言うなら」と全てを相手の責任にして誤魔化して逃げる。

当然、被害者は、悔しくて周りに夫の本性を言って回る。「あの人に気をつけなさい」と。


すると夫は「自分の悪口を言い触らす人がいる、営業妨害をするなら訴える。さんざん世話になったのに、恩を仇で返された」などと逆に言い触らして回る。



これはこれまで夫が繰り返してきた事なのだ。
誰とでもどこでも同じパターンのトラブルを起こしてきた。

仕事上のトラブルで、法に触れる様な事ではないからよいものの、全く本人に自覚が無い事が問題だ。

自分は何故いつもこうなるのだろうと、素直に反省できないのだ。

私が「自分の事をもっと良く見つめ直した方が良い」と言うと、素直に聞いたふりをし、
「反省したよ。悪い人と出会ってしまう自分が悪いってことを。見る目が無いってことをね」と言うのだ。

この人は変わらないと思う。人格の問題。



離れているからいいものの、同居していた期間は、家族はトラブルに巻き込まれて大変だった。

そういう意味では別居で良かったが、そもそもそういうと夫の行動を正当化する事になるので、あまり言いたくはない。


結局、誰の事かはわからないのだが、被害者はこれからも増えていくのだろう。



  

こんなに夫の事を長年愚痴って生きているなら、さっさと縁をきればよいのに・・・と思われる事だろう。自分でもそう思う。


それができない、しない理由は色々ある。

根比べみたいなものだ。向こうも色々計算していることだろう。


縁が切れて楽になるのは向こう。借りが全てチャラ。何の文句も言われなくなる。


父親としての責任から解放されて自由になる。


今も、何もやってはいないが、精神的に家族という重荷から解放されることは嬉しいだろう。
家族が負担と思う事自体が普通ではないが。

私が不満をいうと、「お金が欲しいのか、金さえあればいいのか」とすぐに言いだし、話題をそらす。

そう思うならきちんと家族を扶養したらよいのに。出しもせず、良く言うよ。と思うからもう相手にしない。


これまでに、何回か「このままでは、縁を切りたくなる」とか「縁を切るしかなくなる」と私から言った事があった。

反応は、上に書いたような言い方をするとか、不安にさせる事を言い、脅されたり、こちらが嫌な人間の様な言い方をされるのが毎度の事だった。

それだけ、向こうにとっては、こちらの言いなりにはなりたくない意志が感じられる。


嫌ともいいとも言わず、向こうから条件をだしてくるのだ。


そうしたいなら、こうなるよ。こうしてもらうよ。それでも良いならいいよ。みたいに。



当然、夫に都合の良い事ばかりだ。


私が反発すれば、無視が始まる。連絡がとれなくなる。


これまで一切相談もなく、内緒で勝手な行動をしてきたのは夫なのに、私が自分の気持ちを話すと、「人の気持ちをわかっていないのに、自分だけ聞いてくれというのは勝手だ」と責めて来る矛盾。

(考えを聞いてくれとか、わかってくれ)なんて言葉、夫から聞いた事がない。

嘘をついて騙すか、こっそり行動していて、結果だけを押し付ける。


今のところは話にならない。

おそらく夫からは言いださないだろう。自分から言うと私から一気に色んな条件をつけられると思っている。(親が貸したお金を一括返済しろとか、慰謝料とか)


私から別れを言いだして、しかも私に有責があるかのようにうまく縁をきれるのが理想な様だ。


借金を無かった事にし、1円も払わず、妻に裏切られた可哀想な夫という形で終わるのが夢なのかもしれない。

ただ、子ども達が自分とどう付き合ってくれるのかは不安だろう。

そろそろ、老後を考え、病気になった時や介護状態になったら、子どもに世話してもらおうと思っているのかもしれない。

子どもから逃げて、全く一緒に暮さなかった父親、学費もださなかった事、夫は済んだ事にしている。

「事情があったから仕方ない、そんな事も理解してくれないなんて、がっかりするよ、少しはこっちの気持ちも思いやれよ、」と平然と言う。


どう思いやるのだ。父親だぞ、当時の無責任な行動もこんな風に言い換えるとは、申し訳なかったと言えばまだ救いがあるが。

後はこれを子どもがどう感じるかだ。今のところは、私の方からは、父親の事はあまり悪く話していない。

言わなくても、これだけ長い間、家族に冷たければ子どもなりにわかっているだろう。。

それも腹立たしい。子どもも妻も、夫は尊敬する人であってほしいのに。惨めだ。

向こうから「尊敬しない家族が悪い、こんなにいい父親で夫なのに」と言う声が聞こえそうだ。

    



   

昨日、NHKの「思い出のメロディー」を見た。
           
                             

これまでは、両親の世代が見る番組と決めつけており、何となく聞き流していた番組。


今回のは違った。自分も「思い出のメロディー」の世代なんだなと実感した。

50回記念の昨日、視聴者からのリクエストの中で一番多かったのは西城秀樹の曲だったという。
西城秀樹の歌から始まり、追悼のコーナーは感動で涙した。

西城秀樹が亡くなった事が、自分にとってかなり喪失感を感じたのは意外だった。



彼がもし病気をしてなかったら、どれだけカッコよく、あのハスキーボイスでまだまだ楽しませてくれた事だろうと思うと残念でならない。


彼がローラを歌っていた頃は、あまり関心がなかった。

カッコイイなとは思っていた。

歳をいい感じにとっていて、歌もうまく、男性の綺麗な年齢の重ね方のお手本だなと思っていた。

私の母が秀樹ファンだった。遠い昔の様な気がする。

秀樹の脳梗塞の再発から、彼がありのままの姿でステージに立っていたのをテレビや生でも見ていた。
凄かった。普通なら寝たり起きたりだけの介護生活を過ごしていてもおかしくなかったはずだ。



糖尿病だったらしいので、病気の怖さ、脳梗塞の怖さも改めて感じた。


まさかこんなに早く亡くなるなんて。つくづく残念だ。寂しい。

病気は、人相も体型も変えてしまい、やつれさせる。

思い出のメロディーの面白いところは、”あの人は今”的な感じで、歌手がどう年齢を重ねてきたかが
見れるところ。

今回限りのWINKの再結成では、可愛らしさ、可憐さが変わっていなくて、羨ましい。
もし自分なら子どもに見せて自慢したいところだ。ほら、お母さんは昔こんな風に歌っていたんだよって。
紅白よりも、内容や演出が丁寧で良かった気がする。

それにしても、一度歌手で成功した人は、いくつになっても歌っていける。その為に努力をしていくのだろうが、それが若さを保つ結果になるなら最高だ。


これからの人生、何かやりがいを見つけないといけない、と思いながら何の能力も無く、何も成していない自分が情けなくなった。



 

これも古い話だが、私が中古車を探していた時、弟が知り合いの店まで連れて行ってくれた事があった。

弟はいつも外出する時は、子どもを連れていた。


普段から奥さんよりも弟の方が家事も子どもの世話も負担は大きかった。

それを母が不憫に思い、助けようとするから益々、奥さんは子育てをしなくなっていた。


なので、まだ手のかかる幼児だった姪っ子を弟は連れてきて、車屋さんに一緒に行った。


そこで車を買ったのだが、説明や書類を書いたりしている間、普段から甘やかされている姪っ子は幼児らしく動き回った。


私は車屋さんと打ち合わせ中、姪っ子がうるさく、弟に注意するかどこかに連れ出すかしてほしかった。

が、弟は放置したままで、注意しない。

親が黙っているのに私が怒るのも変だったが、仕方なく私が注意した。

しかし姪っ子は、大人を舐めていて全く聞かない。お店の中で暴れ回る。

ついには車屋さんが、嫌味を言いだした。

「あらあら。元気な子どもさんですね」と、何か店内の物をいじられないか、怪我をされないかとと気にされ、姪っ子を目で追っていた。


それでも、弟は知らん顔をしてタバコを吸っていた。

私は腹がたち、「ちょっと、ちゃんと子どもを見ときなさいよ!」と弟に怒った。


そもそも、弟嫁は家でゆっくりしてるなら、たまには家で子どもと遊んでやれよ!と腹がたった。
私への嫌がらせかと感じるほどだ。
こうなるのは予想できたはずだ。


その時だ。お店の人が私にこう言ったのだ。


「ええ?弟さんに子どもさんを見させるのですか?お母さんなのに。はあ。最近のお母さんは強いですね~」

「さっきから、子どもが騒いでるのに、見向きもしないからすごいお母さんだなあと思ってました。弟さんに押し付けないで、自分で子どもを捕まえておかなきゃだめでしょう」


私は姪っ子の母親だと誤解されていたのだ。

「私の子どもじゃないですよ。弟が連れてきたんです。」と言い返した。

弟は、罰が悪そうに笑うだけ。謝りもせず、やっと子どもを捕まえ、抱っこした。

お店の人は年配だったので、最近の若い母親は!と思ってそういう態度をとったのだろうが

「まさか、男親が子どもさんを連れてくるなんて思いもしないもので。普通、お母さんの方が子どもを連れているものですからね」

と言い訳していた。その言い方も腹がたった。


こういう事は日常茶飯事で、仕事の用事でも、職場関係の集まりでも、弟は奥さんから子どもを連れていくよう強制されていた。

どうしても無理な時は、弟は実家に子どもを置いて行った。

母は気前よく預かっていた。

もし私が近くにいたら、こんなに協力してくれなかったはずだ。弟に頼まれたら何でも言いなりになっていた。


弟嫁は、買い物やランチ、家で昼寝をする時も、子どもがうるさいからと弟に押し付けていた。
文句も嫁の愚痴も言わず、黙っている弟は、ストレスで入院したこともあった。

誰も嫁のせいだとは思っていなかった。弟嫁が、周りに仕事が原因だと言いふらしたから。

弟は、私だけにメールで本音を言った。遠まわしに。家にいるより病院が天国だと言っていた。


弟嫁と同じ事を私がしていたら、周りの全ての人から怒鳴られ、協力してもらえず、母親失格だとレッテルを張られるはずだ。

なぜ、弟たちを誰もが甘やかすのか、それが通用するのか、不思議だ。


母は、「いつか葬式をだしてもらわないけないし、世話になるから、何も言えない」と言い訳する。

弟夫婦は親が寝込んだ時、世話をする気はなさそうな事を言っている。


親が入院したらそれに合わせて、長期旅行に行くだろうというか、弟夫婦はすでにそうしている。

なのに、まだ息子に期待しているのか、馬鹿だなあ。


娘を利用するのは当たり前で、娘はストレスのはけ口。いざとなれば命令してやらせる。

男である息子には嫌われたくないから大事にすると言う。


世間体が一番。息子に世話になるのを自慢する。娘が助けても隠している。
息子の立場が悪くなるからと、私の行動は余計なお世話らしい。

だが、下の世話などは娘がやって当然だと。息子夫婦に悪いという。

男女差別はまだまだ根深い。


弟の家だけは女尊男卑。極端だろう(笑) 



 

昨日の続きみたいになるが、子どもの行方不明事件の事で、思い出した事があった。


身内の恥をさらす事になるが、姪っ子が3歳の時の事。


弟夫婦は、マイペース夫婦。

母がいつも愚痴っていた。

「子どもがよちよち歩いているのに、親二人とも手をつながないし、見てもいない。
お互いに相手に押し付け合ってて、車から降りた後も、駐車場は危ないのに見ていない。いつも追っかけるのは私の仕事。危ないでしょ。ちゃんと手をつなぎなさい!と注意するんだけど、二人共知らん顔よ。」

弟嫁は、何を言われても「パパ、何してんの」と弟に押し付ける。

姪っ子がお客さんに悪戯をしても叱らない。
そばで見ていた両親も弟夫婦に甘く、嫁に気を遣い、見て見ぬふり。
そんなだから、ある日事件が起こった。


相変わらず、夫婦は子どもの手をつながず、目を離したままそれぞれに買い物をしていた。

その為、当時3歳の姪っ子は街で行方不明になったのだ。


広い繁華街の中で、どこに行ったかも全くわからない。


弟嫁は弟が見ていなかったからだと怒る。嫁は動かない。弟が慌てて探す。


あちこちの店を見て回るが、人混みが多いのと範囲が広すぎて、全く見つからない。


2時間が過ぎても見つからなかった。警察に届けるなんてみっともないと、捜索願いは全く考えて居なかったようだ。


次第に暗くなり、人数も少し減ってきた街から少し離れた薬局の入り口に、座っていた姪っ子を弟が見つけた。

姪は泣いてもおらず、淡々としていたらしい。

弟夫婦はこれで懲りたのかと思ったが、母が言うには、夫婦の意識はあまり変わっていないと。甘やかすだけで、子どもの安全に配慮している様には見えないとの事だった。

心配する母がいるのを逆に利用して、子どもを預ける事が多くなり、夫婦それぞれ勝手に外出する事が増えたそうだ。

躾けもろくにされていないから、老人の親には世話が大変な様子だった。

でも、そういう愚痴は私に言い、弟たちにはいい格好をしていた母。

預けた後に、引きとりにくるのはいつも弟。嫁さんは来ない。


私は、母にイライラした。

これが私なら、怒鳴られ、ひどい事を言われるはずだ。

娘はぼろかすに言われ、コントロールされ、息子夫婦は甘やかされる。
息子へいい格好する為のストレスは娘の私に向かう。その理不尽さ。

母へ不満をぶつけても「娘だから何してもいいんだよ。何が悪いの」と言い返された事もあった。

甘やかされた弟はまた自分も子どもを甘やかす。


その後、私は弟にこっそり母の愚痴を弟にばらす事にした。お嫁さんの愚痴には触れない様に配慮して。(笑)




       

山口、周防大島の2歳児が行方不明だった件、無事見つかって良かった。

速報を聞いた時は、涙がでるほど嬉しかった。

恐かっただろうに、山の中で3日間過ごした男の子はよく頑張ったねと抱きしめたくなった。

それにしても、発見した78歳の尾畠さんには感動した。


今朝からテレビに引っ張りだこで、年齢を感じさせない体力、気力、ジョークで人に笑顔をさせる力に、益々驚いた。声が若くて張りがある。

ボランティアを始められた理由、信念、感謝の気持ち、恩返しという言葉。


一見小柄で、心配になりそうな感じに見えるのに、凄い行動力。

こういう人がお父さんだったら、どんだけ安心感の持てる生活ができた事だろう。


「色んな人に助けてもらって、働いてこれた。恩返しをしたい。」と思う事を即、行動に出す強さ。


欲が無く、見返りも求めず、自分がやりたいからやる。人に迷惑をかけない完璧な自己完結。

夫とは真逆な人だ。少しはこの人の爪の垢を飲んでほしい。


尾畠さんを見て、世の中にまだこんな立派な方がおられたんだと、嬉しくなった。


 


夫に頼まれた印鑑証明書の事で、気が付いた。


はは~ん、そうか。いつもの手だな。

祝日とお盆休みの妻子の予定を探ろうとしたのかもしれない。

私が、どこか遊びに行っているんじゃないかと思って、探りをいれたのだろう。

わざと用事を頼み、すぐに必要だからと言えば、私が困るとでも思ったか。


私がすぐに取りに行けないと言えばその理由を聞き出し、もし私が旅行中だと言えば嫌味を言ったはずだ。

「お金があるんだねえ、生活費は送らなくても大丈夫だろう」と言う。
”妻は贅沢をし、自分は犠牲になって働く可哀想な夫”の演技が始まる。


私が何も知らないと思って「僕はどこにも行けないのに」と嘘を言うだろう。


誰のせいだ。自業自得だろう、としか言いようがない。


堂々と「休みの予定は?」と聞けばいいのに。こういう陰湿なやり方をよくやる。


へたに聞いたら、私から生活費を請求されたり、不満を言われたりして藪へびになるのが嫌なのだ。



それに加え、家族が自分のいないところで楽しい思いをするのが許せない人。

自分から逃げだしといて勝手な話だ。


嫌な性格としか言いようがない。

家族との思い出を作ろうなんて気持ちは無く、自分だけで楽しむのが快感な人。


今だって、夫はどこか旅行に行っているかもしれない。自分は良いが家族はダメという考え。

家族の幸せは自分が支えるという気持ちや責任感は全く無い。
なのに、自分を評価しない家族は許せないらしい。

嫌われる行動をとりながら、好きになれと言っているのだ。これは、ストーカーの心理と似ていないか。

自分がいないと駄目だと言わせたい、ひれ伏してほしいのだ。


だからモラハラや経済的DVで、痛めつけて、ほら、自分がいないと困るだろう、感謝しろ、と言いたい訳だ。
こんな人には「あなたがいなくても幸せだよ。あなたなんかもう必要ない。出て行ってくれてありがとう」と言うのが最大にダメージを与えると思う。

こう言ったら、夫はパニックになり、誹謗中傷、妄想の連発で、妻子を悪者にするだろうな。
もしかしたら、本当にストーカーになるかも。


私は本当に夫がいないお陰で、楽しい時間を過ごしている。

もっとまともな人を選んでいたら、と思うと腹がたつが、それよりも楽しく過ごす事を考えよう。


いつか、上に書いた言葉、早く夫に言いたいものだ。




  

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